ブックタイトルCHARGE_vol.71

概要

CHARGE_vol.71

大きなトラブルになる前にチェック!リフトの本当の状態は、外見からではわかりません!リフトは不具合が生じていても使えてしまうケースが多々あり、正常か異常かの判断が外観からではなかなかわかりません。そのため、外から見えない小さな不具合を専門的に見る必要があります。今回は、当社サービスマンによる知られざるリフトの保守点検とオーバーホールの様子をレポートします!密着!保守点検リフトのサービスの現場レポート●リフト点検特集サービスにリフト点検を行いましょう●1●2テストキンの摩耗状態を診るため、間で降下量が●3●4●5●6リフトの保守点検は、「自動車整備用リフト点検表」に基づいて行います。点検項目は、メーカーが定めた基準よりも多く、当社規準でさらに厳しく設定しています。〈点検項目〉?安全装置?駆動装置?昇降装置?操作装置?配管部?その他昇降装置点検・オーバーホールスタート!■今回点検するリフト・ツインパワーリフト(埋設型)・納入年月:2013年3月旧新安全装置ポスト上昇時のガタツキの有無を計測リフトを上昇させ、床面から1,450mmの位置にて角度計を設置。ポストを押した際の前後左右の傾きが0.5度未満であることを確認フラットカバー用のガスダンパーを交換正常に昇降するよう、錆や泥の付着により劣化したガスダンパーを新品に交換。ピット内に溜まっていたヘドロは異臭の原因になるため、清掃を実施安全装置が正常に作動するか点検降下止め用ツメに変形、損傷がないか確認。上昇下降操作を行い、すべての安全装置が問題なく機能しているか作動状態を確認6