ブックタイトルANZEN 2017 大商談会 新装刊

ページ
23/24

このページは ANZEN 2017 大商談会 新装刊 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

ANZEN 2017 大商談会 新装刊

プロの目で確かな点検を!リフト2015年に発生したリフト事故は19件。※事故発生推定原因は、「取扱不良」が11件、「点検不履行」が9件でした。事故を未然に防ぐためには正しい取扱と定期的なメンテナンスが必要です。リフト点検資格者による確かな点検で、トラブルを早期発見し、事故を防ぎましょう。▲P22?23掲載商品の単品カタログはこちらから!ご使用の機器はこうなっていませんか?交換はお早めに!※一般社団法人日本自動車機械工具協会調べ。※複合要因を含む為、事故発生件数の全体数と各項目の数値は異なります。作動油1新品のリフト作動油2劣化した作動油1 2 34受台ゴム4新品の受台ゴム3劣化し酸化したリフト作動油です。リフトパッキンの磨耗カスが溜まり黒ずんでしまうこともあります。乳化した作動油水の混入により腐り乳化したリフト作動油です。即交換が必要です。55損耗した受台ゴム磨耗が激しく下地の鉄製プレートが見えるほど削れています。この状態で使用をすると、車両が滑る恐れがあるため大変危険です。【想定される不具合と対策】【想定される不具合と対策】作動油の劣化がパッキンの損耗を促し、自然降下を引き起こす可能性があります。リフト作動油は油圧を保持するため重要で、その状態は能力に大きく影響を与えます。油圧能力維持のためにも3年おきに交換が必要です。リフティングポイントにて車両を受けることができず、落車の恐れがあります。受台ゴムはリフトアップ時の車両を支える部品です。使用過程において「劣化」・「損耗」するため、定期的な交換が必要です。リフトチェーン6767良好なリフトチェーン錆びて固着したチェーン操作リモコン8 9落下や衝突などで破損したリモコン水分や泥の付着により錆が発生したり、長期間の未使用などにより棒状に固着したチェーンです。8【想定される不具合と対策】固着することで可動範囲が限定されたり、最悪の場合、チェーンが破断し事故に繋がる危険性があります。リフトチェーンは昇降動作に直接関わる重要な部品です。使用過程において伸びなども発生するため、定期的に交換が必要です。通常使用は4年、洗車使用の場合は2年に一度の交換を推奨します。9【想定される不具合と対策】破損により誤動作や感電を引き起こす恐れがあります。外観は問題ないが、リモコン内部で断線していることもあるため内部の点検も必要です。トラブルを未然に防ぐために機器のチェックを行いましょう乗用車用リフト大型車用リフト保守点検安全装置は正常に作動しているか油圧ユニット/シリンダーよりオイル漏れがないか予防整備チェーンやワイヤーの劣化による不具合を防ぐための定期的な交換保守点検リフト昇降時は正常に作動し、異音はないかアタッチメント・受台に変形・磨耗がないか予防整備チェーンやワイヤーの劣化による不具合を防ぐための定期的な交換自然降下はしていないか操作リモコンは正常に作動しているか23