3月5日（火）、東京ビッグサイトで開幕する自動車アフターマーケットの祭典

　自動車アフターマーケット全般をカバーする日本最大級の商談型展示会、国際オートアフターマーケットEXPO2024（略称、IAAE）が3月5日（火）からの3日間、東京ビッグサイトで開催されます。海外を含めた多数の出展者をはじめ、自動車アフターマーケットのトップランナーの講演や実演で構成され、まさに自動車アフターマーケットの最前線を体現できる展示会です。その第21回国際オートアフターマーケットEXPO2024に当社が出展いたします。次世代アライメントテスター ARGOS（アルゴス）や検査用スキャンツール スマートOBDなど、自動車整備の高度化に対応する製品を多数出品し、ご提案させていただきます。

適正なホイールアライメントは電子制御装置整備の前提条件

　特定整備制度の施行から、間もなく4年が経過することで、準備期間として設けられた経過措置は3月31日（日）で満了を迎えます。4月1日（月）より、特定整備はいよいよ本格運用が開始されます。特定整備における電子制御装置整備では足回り整備がますます重要視されてきました。ホイールアライメントの数値が適正でない場合、ADASに関わる各センサーの角度にも影響を与えるため、ADASが適切に作動しない可能性があるからです。各自動車メーカーの整備要領書に記載されている通り、ADASに関わるセンサーのエーミングを行う際はホイールアライメントが適正であることが前提です。
　タッチレスホイールアライメントテスター ARGOSはホイールにターゲットを装着する必要がないタッチレス仕様で、スピーディーにアライメント診断を開始することが可能です。車両のセッティングから診断まで僅か5秒。ターゲットが不要なことから、セッティング時にホイールを傷つける心配などもありません。IAAE2024では実際にARGOSを展示し、実演を行います。スピーディーで簡単なアライメント診断を是非ご覧ください。

作業時間を各段に短縮したタッチレスホイールアライメントテスター ARGOS

OBD検査の準備を全力サポート

　一方、10月1日（火）からは車検制度の大改革となるOBD検査がスタートします。電子制御装置整備が高度な整備であるのに対し、OBD検査は車検の高度化という位置づけです。現在、OBD検査は検査用スキャンツールやOBD検査システム、特定DTC照会アプリなどの操作に係る習熟期間としてプレ運用が行われています。システムへのID登録とログイン、アプリの使用など、様々な準備が求められる中、なかなか準備が整えられない事業者の方々も少なくありません。今回会場では、検査専用スキャンツール「スマートOBD」の展示も予定しています。「スマートOBD」はOBD検査専用とすることで利便性を高めるとともに、リーズナブルな価格帯を実現しました。

VCIとタブレット(Windows11)のシンプル設定の「スマートOBD」

自動車整備の現場をソリューションする新製品

　この他、ANZENブースでは、エンジンオイルの交換作業において、抜き取りから注入までの工程を全て自動で行うエンジンオイルオートチェンジャーや金属、コンクリートなどの表面の汚れや錆をレーザー光によって非接触で除去するパルス式レーザークリーナーといった、高い評価をいただいている新製品を展示いたします。実際に見て、触れて、使用感を体験していただく絶好の機会として、次世代整備をご提案いたします。
　来場事前登録をお済ませの上、ANZENブースへお越しください。お客様のご来場をお待ちしております。

エンジンオイルオートチェンジャー（左）とパルス式レーザークリーナー（中央・右）