冬用から夏用タイヤの交換時期に要注意!車輪脱落事故防止を徹底する安全整備のチラシをご紹介します

車輪脱落事故防止を徹底する安全整備のチラシをご紹介します
大型車の車輪脱落事故は、近年にかけて急増傾向を示し、2023年度には過去最多となる142件もの車輪脱落事故が発生しました。実に2015年度の約3.5倍増となっています。また、車輪脱落事故は大型車のみならず、乗用車でもしばしば発生しています。

車輪脱落事故は冬用タイヤと夏用タイヤのそれぞれの交換を実施する10月から3月にかけて多発していることが国土交通省のデータによって明らかになっています。季節が冬から春へと移りゆくこの時期、夏用タイヤへの交換においても特に注意が必要です。それは、整備のプロにおいても変わりません。何故なら、車輪脱落事故を招いたタイヤ脱着作業実施者の4割は自動車整備に携わる事業者が行ったものだからです。作業に不備があれば、車輪脱落事故を招くことになります。
事故はタイヤ交換における作業不備と保守管理の不備が要因
車輪脱落事故の発生原因は、主に以下のタイヤ交換時の作業不備とタイヤ交換後の保守管理の不備という2つの要因が推定されています
〇タイヤ交換時の作業不備
①規定の締め付けトルクで締め付けられていない
②ホイール・ボルト、ホイール・ナット及びホイールの錆、ゴミの確認、清掃が不十分
〇タイヤ交換後の保守管理の不備
①増し締めが行われていない
②日常点検・定期点検時のホイール・ボルトの緩みの点検が不十分
③規定の締め付けトルクで増し締めがされていない
④増し締めの実施時期(距離)が遅い
整備のプロでも作業の不備が発生
2024年度に発生した車輪脱落事故の当該車両におけるタイヤ脱着作業実施者は52%が大型車ユーザー自身によって行われたものですが、一方では自動車整備事業者(13%)、タイヤ専業店(27%)といったプロフェッショナルによる作業が全体の40%の割合で行われていました。
このうち、車輪の取り付け時にホイール・ナット等清掃を行わなかったケースは整備事業者では皆無だったものの、タイヤ専業店では6.0%以上に及ぶとともに、ねじ部・座面部への潤滑剤の塗布を実施していなかったケースは、整備事業者で18.7%以上、タイヤ専業店では21.2%以上にのぼりました。また、車輪の取り付けではトルクレンチ等を使用せずに行ったケースは整備事業者で6.2%以上、タイヤ専業店では9.0%以上に及んでいます。

確実・容易に作業が行える足回り機器ツールで車輪脱落事故を防止
ANZENでは車輪脱着時における「ボルト、ナットの清掃・錆落とし・潤滑剤塗布」と規定トルクによる締め付け・増し締めの各作業を確実に、そして効率的に実施する足回り整備機器ツールを各種ラインアップし、車輪脱落事故防止をサポートしています。
ボルトクリーナー(MBC-30CS)やハブナットホルダー(HNH-10)は、ボルト、ナットの錆や汚れ除去を確実に、そして簡単に行うことができます。また、ミニエアソー(MJ-100A)+インローブラシ(IWB130-15)は、ORタイヤホイールのリング、Oリング装着溝の清掃作業にも効果的に素早く清掃が実施できます。
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https://m.youtube.com/watch?v=uwFn1hr5-CU&pp=iggCQAE%3D


ボルトクリーナー(MBC-30CS)とハブナットホルダー(HNH-10)


ミニエアソー(MJ-100A)と高速ストローク運動で作動するインローブラシ(IWB130-15)
一方、確実で容易なトルク管理が行える締め付けツールも各種取り揃えています。電動式パワートルクセッター(ETS-800X/XL)は、3種類の設定トルクをワンタッチによる切り替えが可能であるとともに、仮締めから本締めまで一台で行うことが可能です。また、トルクレンチ(TW1000N2)は約3倍の増力機構を内蔵し、大型車のホイール・ナットも一人で、楽に、正確に、片手での締め付けを可能とします

電動式パワートルクセッター(ETS-800X/XL)

トルクレンチ(TW1000N2)
今回はこれらの製品群をご紹介するとともに、ナットの緩みを検知するツールやエビデンスとして実際の締め付けトルクを記録する次世代のトルク管理などを掲載した「車輪脱落防止チラシ」を作成しました。是非、ご活用ください。