溶接・切断・錆取りの1台3役!作業時間短縮と品質向上を両立するファイバーレーザー溶接機がBPビジネスを変える

仕上がりと作業時間短縮を両立するファイバーレーザー
車の軽量化に伴うマルチマテリアルの接合技術が多様化する中、新車組付けの現場で急速に普及したレーザー溶接は、熱条件のコントロールのしやすさに加え、高い強度の確保など、従来の溶接技術と比べて、品質や生産性の面で大きな変革をもたらしました。とりわけ、光ファイバーを利用して高出力を生み出すファイバーレーザーの技術革新は顕著であり、補修における車体整備の現場でも大きな期待が寄せられるとともに、大きな可能性を秘めている接合技術です。
今回のANZENニュースは、展示会でも注目度が高いファイバーレーザー溶接機を徹底的に解説いたします。従来の溶接方法と比較し、工数の削減、作業時間の短縮など、その優位性を含め、次世代の車体整備をご提案します。
高エネルギーのレーザー光を照射し、溶接工数を削減

ファイバーレーザー溶接の優れた点は、高エネルギーのレーザー光を利用した作業性の良さ、それに伴う作業時間の短縮にあります。レーザー光を細く絞ってピンポイントで照射することで、素材の歪み・変形が生じにくい点が特徴です。レーザーはエネルギー密度が高いため、スピーディーに金属を溶融させることができ、従来の溶接よりも作業工数を削減させることが可能となります。
例えば、クォーターパネル交換を例にMIG溶接とファイバーレーザー溶接の作業を比較してみましょう。
プラグ溶接では穴あけが必要ですが、ファイバーレーザー溶接は接合部の深くまで溶け込むため、穴あけの必要性がありません。また、スポット溶接では1ヶ所あたり約10秒で溶接が行えます。さらに、ファイバーレーザーではビードは細く、肉盛りが少ないため、溶接後のバリ取りや研磨などの工程を大幅に削減することができます。そのうえ、高密度な接合で高い強度を確保することが可能です。
両溶接方法を作業時間で比較すると、ファイバーレーザー溶接はMIG溶接と比較して、68分の短縮となりました(当社比)。

溶接だけでなく、切断と錆取りにも活躍する3in1パフォーマンス!
前述のとおり、ファイバーレーザーはエネルギー密度が高いため、溶接のみならず、部材に対して様々な用途に使用することができます。
例えば、部材の切断や穴あけがレーザーを用いて容易に行うことができます。2ギガの超ハイテン材も1穴5秒から10秒足らずで開けることができるなど、圧倒的なパフォーマンスを示します。

この他、錆取りや塗膜除去といったシーンでも活躍。ベルトサンダーの入らない狭い部位や耐チップ塗装の下地処理にも有効であるとともに、ホイールの薄い塗膜を除去することも可能なため、板金・塗装のみならず、自動車整備にも幅広く使用できます。

資格、熟練の技術力、ともに不要で、生産性と仕上がり品質を向上
ファイバーレーザー溶接機は、ワイヤーが自動で送り出されるため、そのスピードに合わせて、手元のレーザーガンを移動させるだけで、美しいビードが形成される点も大きな特徴です。また、熱による素材の歪みが少ないため、熟練のエンジニアでなくとも仕上がり品質の高さが際立ちます。
ファイバーレーザーの使用にあたり、資格は不要です。ただし、厚生労働省「レーザー光線による障害防止対策要綱」に基づき、レーザー機器管理者の選任、作業場内へのレーザー管理区域の設定、作業者への安全衛生教育などの安全管理を行っていただく必要があります(安全教育は納入時の講習でご受講いただけます)。
ファイバーレーザー溶接機は、現在中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)に申請中です。詳しくはANZENの営業担当までお問い合わせください。
※現在申請中。補助対象となることを確約するものではありません



URL:https://www.youtube.com/watch?v=HtXG0ZlCMUg